あなた方は、トランスヒューマニズムという驚愕すべき人類の未来世界を知ることになる②

世界革命のフロント役者

 トランスヒューマニズムを信奉し、資金提供している人物を上記しましたが、ここでもう一人取り上げます……ピーター・ティール。世界最大のオンライン決済サービス「ペイパル」創業者の一人であり、CIAやFBIを顧客にもつビッグデータ解析企業「パランティア」創業者の一人でもあります。そして何より、トランプをアメリカ大統領にさせた影の立役者なのです(ティール自身が「影の大統領」と呼ばれている)。彼はリバタリアンです。少しだけ上記したように、リバタリアンは政府が存在することを嫌います。リバタリアンであるティールがシリコンバレーのボスとなり、世界支配者のフロントとなり暗躍している、私はそう見ています。そのために、トランプを革命のトリガーとし、同時に捨て駒にするのだと。プロビデンスの目を表しているような本の表紙が実に怪しい。

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画像:https://honto.jp/netstore/pd-book_29035696.html

 リバタリアンは完全な自由を主張しながらも、結局は(リバタリアンという)権力者による、世界政府 > 人民 の構図を描こうとするため、とりあえず、企業 > 政府 の構図を明確にしようとしているのではないでしょうか。事実、テクノロジーなしに世界は成り立たなくなっています。公が私にどんどん様変わりし、インフラだけではなく、仮想通貨までもつくり出した。報道機関よりもニュースをいち早く届けるは、今やSNS。報道機関は後追い報道に奔走する。

 ティールは、リバタリアンが描く未来のために、‟トランプというトロイの木馬″で世界をカオスに陥らせる使命を受けた、と陰謀論的に見てみましょう。

ティールの友人ケヴィン・ハリントン➡ 商務省のチーム編成のアシスト役
ティールの友人マーク・ウールウェイ➡ 財務省の移行チームに加入
ティールの友人マイケル・クラツィオス➡ トランプ政権のCTOに就任

 そのティールがニュージーランドに土地を買ったという記事があります。引用します。

ピーター・ティールが「世界の終末」に備えてニュージーランドへ“逃げる”理由 Vol. 1

 投資家のピーター・ティールをはじめシリコンバレーの富豪たちが次々とニュージーランドに土地を買っている。なぜニュージーランドなのか、ティールが描くポスト民主主義の近未来予想図とは……。

 あなたがもし「世界の終末」が近いと感じているなら、ニュージーランドが気になっているはずだ。気候変動、欧米の政治秩序の乱れ、核の脅威の再来──現代社会を襲う不安が「終末的な未来」を暗示していると思うなら、平和と安定があるように見えるニュージーランドに関心があるはずだ。だって、あのピーター・ティールが世界の終わりに備えて、ひそかにニュージーランド国籍を取得したというのだから。ティールだけじゃない。ドナルド・トランプが大統領選で勝利した直後、シリコンバレーの富豪たちがニュージーランドで土地を購入しはじめたという。(中略)

NZ滞在わずか12日で「国民」に

 2011年、ティールはこう宣言した。「ニュージーランドほど私が思い描く未来の形と一致する国はない」

 これはニュージーランド国籍を取得するための申請の一環としておこなわれたものであり、国籍はすぐに付与された。だがこの事実はその後6年間、隠し通された。

 ティールとニュージーランドの“関係”が初めて表に出たのは、2016年のこと。シリコンバレーで最も影響力のある起業家の1人、サム・アルトマンが「ニューヨーカー」誌に次のようなコメントをした。

「人工ウイルスのパンデミックやAIの暴走、核戦争などが起きたときには、ティールとプライベートジェット機に乗ってニュージーランドに避難する約束をしたよ。あそこにはティールの所有地があるから」

 このアルトマンの発言の直後、「ニュージーランド・ヘラルド」紙の記者マット・ニパートが、ティールがいかにしてニュージーランド南島の元牧羊場だという約2平方kmの土地を手に入れたのかを調べはじめた。

 ニュージーランドでそれなりの広さの土地を買おうとする外国人は通常、政府による厳格な審査をパスしなければならない。だがニパートが調べたところ、ティールはそのようなプロセスを踏む必要はなかった。すでにニュージーランド国籍を取得していたからだ。ティールはそれまでニュージーランドに12日間しか滞在したことがなく、その後は一度も同国で姿が確認されていなかったにもかかわらず、そんな特権を与えられていた。さらに彼は、ニュージーランド国籍を付与されるにあたって同国に赴く必要すらなかったことも判明。ティールへの国籍付与は都合の良いことに、米国サンタモニカにあるニュージーランド領事館で非公開の式典でおこなわれていた。

トランプ大統領誕生で「終末」が見えた

 このいきさつをニパートが記事にすると、外国人の金持ちが「国籍を買う」ことを許して良いのかという大論争がニュージーランドで巻き起こった。ティールはニュージーランド国籍を取得するために同国のスタートアップ企業への投資に合意していた。一方、世界の関心は、そもそもティールはなぜ広大な土地をニュージーランドに買おうと思ったのかという点だった。そして、その答えとして有力視されたのは、「文明崩壊に備えて避難所を探していた」という説だ。つまり、終末への不安が押し寄せるなか、ニュージーランドに逃げ場を見いだした、と。

 ニュージーランド内務省によると、2016年11月の米大統領選後の2日間、ニュージーランド国籍を取得する方法を調べるため同省のサイトを訪れた米国人の数は、前月の同じ日の14倍に達した。なかでも、特に関心を示していたのは、シリコンバレーのテック系エリート層だ。

 トランプが大統領に選ばれた直後、米国では終末に備える富豪たちの話題であふれた。大統領就任式の1週間後には「ニューヨーカー」誌が、文明の大崩壊に備えるスーパーリッチたちに関する記事を掲載。ニュージーランドを「大惨事が起きた際の人気の避難所」として取り上げた。

近ごろは誰もが決まって「資本主義の終わり」より「世界の終わり」を想像するほうが簡単だと言う。誰もが決まってそう言うのは、それが明らかな真実だからだろう。富豪たちが文明の終わりに備えているというのは、この自明の理の表れに思われる。そして生き残った者が最終的に救済の恩恵を享受する。どこからも最果ての地であるニュージーランドは、新たなアララト山(ノアの箱舟が漂着したとされる山)と見なされているのだ。

ティールとNZを結ぶ本

「文明崩壊とティール」というテーマが私のなかで大きく膨らみ、頭から離れなくなっていた2017年の初夏。突然、アンソニー・バートというニュージーランドの芸術評論家からメールが届いた。バートによれば、ティールのニュージーランドへの関心の背景にあるイデオロギーを理解したければ、『The Sovereign Individual(独立個人)』(未邦訳)という本を読むべきだという。副題は「福祉国家が崩壊したとき、どうやって生き残り、富を築くか」。あまり知られていない本だが、リバタリアン的マニフェストなのだという。

 1997年に出版された本書は、ティールが「最も影響を受けた本」だと発言したことから、テック系の人々の間で最近ちょっとしたカルト的人気を得ている(ネットスケープの創業者マーク・アンドリーセンも同書を推薦している)。

「独立個人」という新たな支配階級

『独立個人』の共同著者は、個人投資家のジェームズ・デイル・デビッドソンと、英「タイムズ」紙の編集者を長年務めたウィリアム・リーズ・モグだ。本書は、ニュージーランドとシリコンバレーのテック系リバタリアンの関係を解き明かす「マスターキー」のようなものだというバートの説明に私は興味をそそられた。(中略)

『独立個人』が描くのは、ポスト民主主義の暗い未来像である。中世の封建制度の崩壊とどこか共通する世界を描写しつつ、本書はビットコインの発明の10年前にすでにオンライン・エコノミーや仮想通貨の出現を驚くほど正確に予言している。400ページ以上も続く同書のヒステリックなほど声高な主張は、およそ次のようなものだ。

1)民主国家は基本的に犯罪カルテルのように機能している。道路や病院や学校といったものをつくるために、まじめな市民にその資産の大きな割合を差し出すよう強要する。

2)インターネットの普及や仮想通貨の出現によって、政府は個人間の取引に介入したり、収入に課税したりすることができなくなる。これにより個人は、民主主義の「政治的みかじめ料」から解放される

3)その結果、国家は政治的実体として時代遅れなものとなる

4)そのような国家の残骸から、新たなグローバルシステムが生まれる。そこでは「知的エリート」が権力と影響力を誇り、「独立個人」という階級として「大量の資源を支配」する。彼らはもはや国民国家の支配を受けることなく、自らに有利に働くよう国のあり方を変えていく

ディストピアvsユートピア

『独立個人』は文字通り終末論的な本だ。デビッドソンとリーズ・モグはまさにキリスト教の「千年王国」的な近未来像を提示する。つまり、旧体制が崩壊した後に新世界が出現するというものだ。

 民主国家は死に絶え、ゆるい連携を保った企業都市国家が出現する。いまあるような西洋文明は今世紀中に終わりを迎える。そして「新たに出現する独立個人は神話に登場する神のような存在となる。一般市民と同じ物理的環境にその身を置きつつも、異なる政治的次元に存在する」と、本書は記す。

この本はとことん暗い資本主義の未来を預言し、それはある意味、極端すぎるとも言えるだろう。そこには、自分にとっては悪夢のようなディストピア(暗黒郷)も、別の人間にとっては新たなユートピア(理想郷)の夜明けである事実が執拗に描かれている。そして著者のデビッドソンとリーズ・モグいわく、独立個人という新たな階級にとってニュージーランドは理想の地であり、「情報時代の富の構築に最適の地」であるらしい──。
https://courrier.jp/news/archives/119956/

 ティールは南島ワナカ湖畔の土地を購入したとのこと。では、なぜニュージーランドなのか? ということですが……わかりません。ニュージーランドは、もし3次世界大戦が勃発したときに最も安全な国ランキングの第一位になりましたが、それが関係しているかもしれませんし、ティール自身が「ロード・オブ・ザ・リング」の大ファンだからということも関係しているのかもしれません。

リバタリアン思想はアイン・ランド思想であり、ロスチャイルド思想である

 本ブログを再始動した当初に書いたブログ記事があります。「搾取する者と搾取される者 ~金持ちの論理~」の①~③ですが、今こそこれらの記事内容を改めて熟考してほしいのです。なぜなら、すべてはアイン・ランドの小説『肩をすくめるアトラス』に集約されるからです。以下に、①~③を要約したもの、私の今の意見を記します。

『肩をすくめるアトラス』はランドの4作目の小説です。内容を一言で言うとすれば、「リバタリアンが理論武装した本」でしょうか。ランドは自らの思想を「客観主義(Objectivism) 」と呼びましたが、これは、「自己の幸福の追求が人生の正しい目的であり、生産的な達成が人間にとって最も崇高な活動であり、理性が人間にとって唯一の絶対的基準である」(wikiより)というものです。ランドはその作品の中で、先述した「生産的な」人間であり、強大な力をもつ産業家たちを英雄視しています。そして彼ら産業家たちを危険視し、様々な規制を制定しては攻撃する国家権力に対して警鐘を鳴らし、そのせいで世界が破滅に向うことを表現しています

 ハンク・リアーデンは、「リアーデン・スチール」創業者社長です。お金を稼ぐことを美徳指標とし、それを包み隠さず公言しています。不平ばかりこぼして、自分では何もしないゴロツキを非難し、逆に、最高の美徳のために努力する人間を賞賛します。そんな彼は、世間では高慢であり、身勝手であり、目的に突き進むためには何でもする強欲な人間と見られています。

 リアーデンを現実世界のピーター・ティールに置き換えてみます。ティールは、自分が自由に活動すればするほど、快く思わない人間が出てくるのを知っています。政府が新たな規制を作るたびに、ティールの自由はどんどん蝕まれていきます。それじゃ、「どうすれば彼らは私の活動に目をつぶってくれるのだろう?」ティールは考えます……そして出た答えが「トロイの木馬(ギリシア神話に登場する木馬であって、トロイア戦争において使用されたもの。内部に人が隠れることができるようになっており、実際かくれては敵内部に忍び込み、敵を駆逐した。これから転じて、内部から相手を陥れることを指すようになった)」。

 自分の息のかかった人間たちを高官として送り込み、手腕を発揮させては世の中をリードする。または、黒子に徹っしては大物を裏から操作する。表向きの権力と裏向きの権力を使い分けては世論を誘導する。こんな思惑を皆に知られてしまって、暴動を起こされてしまってはひとたまりもない。事は気付かれないようにゆっくり、ゆっくり、ゆっくりと。

 リアーデンは競争を美化しています。ただし、それはれっきとした競争土台がある場合のみの理論です。重税や不当な競争があれば、資本が乏しい人間は決して躍り出てくることは出来ないのです。

『肩をすくめるアトラス』の著者であるアイン・ランドは、フィリップ・ロスチャイルドの情婦の一人であり、このロスチャイルド(「イルミナティ」とも記されていましたが、このワードについては色々と説明が必要なので、ここでは省きます)の世界征服の野望を書かせたものだと言われています。

 これは、太田龍さんの「時事寸評〔平成十七年(二〇〇五年)二月二十六日(土)(第一千二百三十二囘)〕」で取り上げられています。つまりは、フィクションに見せかけたノンフィクションなのかもしれないというのです。この見解は、国際的な金融資本家などを研究された方でしたら「一理ある」と解釈できると思います。太田氏はこの話を『Witchcraft and the Illuminati(魔術とイルミナティ)』という本を用いて説明しています。この話をテーゼとするなら、次のような内容になります(太田氏の述べたことを要約します)。
 
 ロスチャイルドら、イルミナティとして権力を有する者たちが、意図的に、計画的に世界経済を崩壊させる。もちろん、当人らは安全地帯へと避難済みである。そして世界が破滅した後、世界を再建すべく彼らは姿を現す。
 

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画像:https://order.mandarake.co.jp/order/listPage/serchKeyWord?keyword=Ain%20%E3%83%BB%20land

 皆さんに知っていただきたいことは、「この世には私たちを欺いて、理想社会を作り上げようと謀略を働いている者たちがいる」ということです。私のことを「頭がおかしい」と思っていただいてもかまいません。でも、私が辿り着いた見解はこれ以外ないのです。彼らは世界を股にかけたプロパガンダを展開します。世界で何かとてつもない問題が発生した時、民衆がその問題を解決してくれるヒーローを待ち望んでいることを“彼ら”は知っています。そのヒーローを前々から用意しているのかもしれませんよ。また、とてつもない問題すらも自分たちで作り上げれば一石二鳥。理想社会を作り上げる次なるステップを踏めるのです。

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