憎しみの連鎖

アクセスカウンタ

zoom RSS 近い未来に訪れること必至なリーマン・ショック以上の金融危機を(ある程度)分析、論じる力を身につける

<<   作成日時 : 2018/07/04 00:14   >>

トラックバック 0 / コメント 11

まずは恐縮ながら箴言として

 世の中に溢れているニュースを、「めんどくさいから……」と言って受け身の立場からだけで概観していては、必ず見落とす部分があります。その見落とす部分が、部分ではなく全体、ということだってあります。さらに言えば、その、見落としている、人の中でも、自分が情報弱者だということを認識して喋る人と、認識しないで喋る人とでは、天と地ほどの差がつきます。テレビ各社のニュース番組に登場するコメンテーターらは、その殆どが、見落とし、を認識しないで喋っている者たちだといえます。くだらないコメントで国民に悪しき情報を植えつけ、お金を貰っているなんて詐欺みたいなものだ、と私はよく思っています。

 こういう知ったかぶり人間がどこにでもいる風景が世の中である、と言っても過言ではないでしょう。周りを見回してください、山ほどいるでしょ? 

「近々、リーマン・ショック級の大暴落が起こるでしょう」的なことを得意気に言っている人がよくいます。そういう人に限って、リーマン・ショックがなぜ起こったのかを説明できません。そもそもの話、リーマン・ショックのことをよくわかっていません。私はいやらしくも「なんで大暴落が起こると思うの?」とよくツッコミをかましちゃうのですが、相手はタジタジになるのです。ここから得られる教訓は、人は前提がハッキリしないのに、なぜか答えだけは確信を持って話す、ということ。勘違いしないでほしいのは、私はリーマン・ショック以上の金融危機が起こらない、と言っているのではありません。むしろ起こると思っています。問題視したのは、何もわかっちゃいないのに、「起こる」と言う人がいることです。

画像

画像:http://keywordsuggest.org/gallery/446872.html
 
 別にかまわないですよ、わからなくたって。そんなの知らなくても生きていけますし、それに知っているからって、エライなんてことは微塵もありません。でも、やっちゃうんですよね、人って――知ったかぶり――。「お前、すげーな」って言ってほしいんです。わからないなら、わからないなりに謙虚でいるのは、たぶん人間にとって難しいことなのでしょう。みんな主役になりたい、だから知ったかぶりをしてでも主役になろうとする。まっ、とにかく、世の中が知ったかぶりで成り立っているので、必然と単純思考がインターネット経由で世界に波及しちゃうということです。

 ほら、反原発運動を「左翼運動」とか言っちゃってる奴がいるでしょ。呆れてしまいます。甲状腺ガンで子供を失った親に尋ねてみたらいいですよ、「あなたが反原発運動をしているのは、あなたが左翼だからですよね?」って。

 ここまで言ってきたのは、情報に対して受動的ではなく能動的であれ、ということですが、能動的でもプロパガンダに見事にやられてしまったらおしまいです。自ら選択し、自らの言葉で発言したことが、実は誰かの言葉を代弁しているだけにすぎないということもあるのです。

 たとえば、ある健康食品を売りたい企業Aがあるとします。メディアを使って莫大な広告費をかければ易々と宣伝はできますが、コスト・パフォーマンスを考え、なるべく広告費を抑えてその健康食品を売りたい。そこで考えたのが、各地域での「健康教室」。例えば、健康を促進する簡易的なトレーニング法などをレクチャーする。もちろん参加費は無料。企業Aのホームページで、お金を使わずして宣伝することはできる。また、各地域の新聞の折り込み広告等、小規模なお金での宣伝なら問題はない。

 主なターゲットはおじいちゃん、おばあちゃん。重要なことは、健康食品のことはいっさい口に出さないということ。

 顔は胡散臭いけど口達者な営業慣れした男でも女でもが登場し、言葉巧みにストレッチ法から健康食品にお客の意識を導きます。「ストレッチ方法もですけど、この健康食品を採ればもっと効果てきめんです」とか言っちゃう。それを裏づけるように、健康食品のパッケージの裏面に書いてある効果・効能などをチラッと見せる。体験者の声などが書かれたチラシがあればさらに良い(ただし、薬事法や景品表示法にひっかからないやり方で)。なるべく、お客が自ら行動を起こす(興味が湧いて自ら知ろうとする)ようにする。そうすれば、相手に説得されて買ったのではなく、自ら進んで買った、となって自尊心が傷つかない。そして人は自己否定したくないので、自らの選択(健康食品の購買)を正しいものとする。そしてそれを他人に勧めてしまう。

 口コミは病原菌が伝染するように人々に波及していきます。信じる気持ちが自我を弱まらせるのです。唯一の解決策は、信じる、ということをやめることです。ですから、この私の言うことも信じてはダメです。可能な限りの情報を集め、自分で、これは妥当だな、と思うことです。後から、その、妥当だな、を覆すような情報に出会ったとしたら、その時はそちらに乗り換える。ただそれだけ。信じる者は救われません。でも、それってなんか悲しいですよね。人って人を信じたいものです。ですから、もし信じるのなら、裏切られてもかまわないと思えるほどの深い愛情をもった家族や恋人、親友だけにしておいたほうが無難でしょう。それ以外の人間は騙す(裏切る)率がひどく高いと思っていたほうがいいでしょう。

 どこの誰だかが言っていました。「人間とはシーソーだ。自分が上がるためには相手を下げなければならない」と。だから世界はゼロサムゲームであり続けるのだと思います。

 上の言葉のように、自分が上がるために相手を下げる――それは差別という形でも現れることがあります。人が人を差別する時、自分にとって都合のいい基準をもっともらしく、誇らしげに披露して差別というものを実行します。差別の一つの理由として、自分を相手より優れた者と位置付けることで得られる安寧。人間が人間にランク付けをし、人間が人間の善悪のライン引きをする。すべては人間の都合。人間の三大欲に一つ付け加えたい――差別欲――。本当は、自分が気に入るか気に入らないかだけなのに、それを善悪に置き換える。

世界は明らかにおかしくなっている

 前置きが長くなりましたが、この記事を読み終わった後に、ガツンと自分の意見を言えるようになって、人を人と思わない愚か者たちを叩くようになってほしいのです。

 人間にとって理性は大事ですが、自分で思うほど理性を働かせていないのが現状です。自分の歴史を振り返ってみてください。判断材料が足りていないのに、早くも結論を出す人が周りに多くいませんでしたか? もっと考えましょう。そこに自分も該当しませんか? 否定してはダメです。私だってそうですから。誰もがそうです。人は殆ど何も知らない。だから知ろうとする。大事なのは、おごり高ぶらないこと。それがまず肝心。そして陰謀を企む者たちに騙されないように、彼らの思考回路を解き明かすのです。

 米中間の貿易戦争に関するニュースがここ最近、いろいろなメディアで取りあげられています。昨年の米国の対中貿易赤字は3750億ドル(約41兆3000億円)とのことですが、だからといってこの数字だけを見て判断すると分析を見誤ります。米企業の中国国内での売り上げが2219億ドルもあるからです。保護貿易、自国優先主義を単純思考で主張し(ただし、トランプは知っているのに知らないふりをしているのでしょう)、自国、自国民を守るというのは、相手国の反感を買い、この場合で言えば、中国国内で米企業の不買運動などの攻撃によって、結局は元の鞘(制裁が殆ど意味をなさない)に収まることになります。これはちょっと特殊な「合成の誤謬※1)」の例と言っていいでしょう。
※1 例えば、ある企業がリストラを断行して業績を回復させても、数多くの企業が同じようにリストラを断行すれば巷に失業者が溢れ、かえって消費が抑制され、回復するはずだった企業業績が悪化してしまうようなこと。上記の例で言えば、高関税をかけて自国産業を守ろうとしても、同じように高関税で応戦されることで、結局は意味をなさない可能性がある(もっと悪化する)。

 トランプの鉄鋼・アルミニウムの輸入制限に各国(カナダ、EU、ロシア、メキシコ、中国、トルコ、インドなど)が反発し、報復関税の応酬となっています。各国それぞれが自国第一主義をとれば、それは第二次世界大戦前の様相を呈します。

 1930年代、恐慌に陥った米国は「スムート・ホーレイ関税法」で、50%までの関税の引き上げ権限を大統領に与えました。この法の下に高関税を実施。それによって欧州などが一斉に報復関税を発動。米国の輸出は3年で半減し、米独仏の失業率は一時20%を超え、第二次世界大戦の一因となったのです。いわゆる他国への犠牲の押し付け合いで、「近隣窮乏化政策」と言われています。
 
 この追加報復関税に多くの食品が追加されることになると、世界は大混乱に陥るでしょう。食品は生きる糧ですから。

米国の財政・金融政策によって世界はどうなるか

 量的緩和(政府が民間金融機関の日銀当座預金の残高を調節することによって、市場への通貨供給量を増やす政策)からの正常化が本格化してきた、と言われていますが、急進的な正常化、連邦準備制度理事会(FRB)による金利上昇は世界経済に大きな影響を与えます。FRBのパウエル議長は、金融政策の現状は景気追随的である、としていますが、経済予測が外れて大恐慌を招くのは誰もが知るとこです。

 経済(学)には正解というものがありません。だからこそ、専門家がそれなりの経済予測を打ち出せば人々を納得させられます(その予測が、大外れ、なんてことはしょっちゅうある)。そこで皆さんに問うてほしいのです。もし経済政策が権力を持った人間(たち)の利己的な意志によるプロパガンダだったら? と。

 心理学研究によると、私たちは毎日10回から200回は嘘をつかれているといいます(初めて会う人同士は最初の10分で3回嘘をつくという結果もでている)。わかりますか? 人は人を騙すのです、もっともらしいことを言って。

 金利が上がるということは金回りが悪くなり、加熱した景気を抑えるという事実があります(※2)。
※2 金利が高い時には、貯金しておくだけでどんどん増えていくから、銀行に預けておこうという気分になる。逆に金利が低いときには、貯金してもしょうがないので、買い物をする人が多くなる。このように経済の調整バルブとなっている。ただし、これは投資などをしない一般大衆の場合。マネーゲームをくり広げる人たちは、グローバルな視点から金利の高いものを探し求めてつねに右往左往している。

 企業は大概、借金経営をしています。ですから、借りるお金の金利が高くなると、それだけお金が借りにくくなる。ということは、企業業績が伸び悩んでしまう。イコール、魅力がなくなり、企業の株が売られることにつながるのです。

 また、通貨の価値が低いと、例えば輸入する場合により多くの円を必要として(※3)、その分、商品の値段も上げなければならないのでインフレになります。
※3 1ドル=100円 ➡ 1ドル=120円(価値が低くなった。一瞬、値段が上がったのだから価値が高くなった気がするが、よーく考えてみると、これまで100円を出せば米国のスナック菓子を買えたのに、今は120円を出さないと買えなくなった。つまり、多くの円が必要になったということ。

 金利が下がるということは、(円の)金利が下がるということだから、持っていても損をする。だから売る。すると市場が円で溢れて円安になる。為替相場で重要な視点は、どちらの通貨を持っていると得をするのか? です。

香港に見る例
 
 今年の5月末、香港の中央銀行にあたる金融管理局が通貨防衛に追われている、というニュースが報じられました。同局によると、4〜5月の香港ドル買い介入は、累計で704億香港ドル(約1兆円)とのことです。米国の長期金利が上昇していることで、香港ドル売りの圧力が強まった結果でしょう。そしてここで出てきたワード、「通貨防衛」は、過去、度々あった経済危機から説明できます。

「ポンド危機」が起こったのは1992年。英国とヘッジファンドによる戦いでした。このポンド危機で、約1200億円ものマネーを稼いだのが「クォンタム・ファンド」を率いた悪名高いジョージ・ソロスです。この時、ジョージ・ソロスはポンドの空売り(※4)を仕掛けました。
※4 空売りとは、「売りたいモノを借りてくる」ということです。この場合で言えばそのモノはポンド。そして、その借りたポンドを早急に売ってしまうのです。早急に売る? じゃあ、どうやって借りたポンドを返すの? ってことになりますよね。それは、市場からあるタイミングでモノを買い戻せばいいのです。で、そのあるタイミングが重要。例えば近い未来、ポンドの価値が下がりそうだなあ……と思ったとします。そこで、銀行からポンド(ここでは1億ポンドにしておきます)を借りてきて、そし売ります(実際、この行為こそが本当にポンドを下げる要因になる)。ポンドが値下がりしたら、銀行から借りていた分だけのポンドを買い戻せばいいのです。以下参照。

1ポンド=2ドル ➡ 1億ポンド借りて売る ➡ 2億ドルGET
↓↓↓↓↓↓
ポンドの下落
↓↓↓↓↓↓
1ポンド=1ドル ➡ 1億ドルで1億ポンドを買って返す ➡ 残り1億ドルは手元に残る

「アジア通貨危機」があったのは1997年。ヘッジファンドはタイを始めとするアジアの国々の通貨に対して大量に空売りを仕掛けました。固定相場を維持できなくなりそうな通貨に対して空売りを仕掛けるのは、ポンド危機と同じ。タイは同年7月2日に固定相場(ドルペッグ制)を維持できずに暴落した結果、投資家たちはアジア経済全体を不安視して、一斉にアジアの国々からお金を引き上げたのです。自国通貨が売られる局面では、中央銀行が出てきて自国通貨を買う(買い支える)のです。そうやって、価値を一定に保とうとするわけです。ただし、自国通貨を買うということは、他の国の通貨(外貨)で買うということになります。ですから、外貨がなくなれば、THE ENDなのです。香港は同じように自国通貨(香港ドル)を買い支えたというわけです。 

 そして、ヘッジファンドとの戦いは世界同時株安につながったのです。なぜか? 香港ドルを空売りするためには、香港ドルを借りてくる必要があります。なので香港政府は、ヘッジファンドが香港ドルを借りにくくするために金利を上げたのです。そのおかげでドルペッグ制を守ることができましたが、先行きの不安から(上記したように、金利が上がると金回りが悪くなる)香港の会社の株が一気に売られることになったのです。そして香港に商品を輸出している国々の企業がダメージを受け、それらの企業と取引のある企業がダメージを受け……そのダメージがあった企業と取引している企業がダメージを受け……と連鎖しました。そして、この状況を見ていた投資家たちが、このまま世界経済は不景気になるかもしれない、と株価が下がる前に売ろうと奔走するので、それすらも株価下落の要因になったのです。

ジョージ・ソロスも金融危機を危惧している

 話を米国に戻します。米国の金融政策は国際的な資本フローに多大な影響を与えます。実際、新興国市場では資金が流出して(経済破綻のリスクがある国の国債は利回りが高いから、米国が金利を上げていなかった時は新興国にマネーが移動していた)、特にアルゼンチンは通貨ペソが3割超下げ、国際通貨基金(IMF)の支援要請に追い込まれています。通貨防衛のために政策金利が27.25%から40%に引き上げられました。通貨安はトルコも同様。

 国際決済銀行(BIS)によると、新興国で銀行部門が抱えるドル建て債務は昨年末に3兆6700億ドルと10年で2.5倍に膨張したとのこと。JPモルガンは、4月後半からの新興国からの資金流出はヘッジファンドが主役だったと分析しています。

 米長期金利が上昇すると新興国から資金流出するのは誰もが予測できることです。新興国というのはリスキーな市場ですが、上記したようにリスキーだからこそ金利が高く、魅力があるのです。そして実際にリスキーになってしまった。なぜなら、米国でお金が増やせるなら、何も新興国でリスクを取る必要がないからです。投機マネーは米国へ移動してしまった。今後、新興国は米ドルとの実質金利差拡大による通貨下落やドル建て債務の返済困難などが懸念されます。

 そして、金利上昇は社債にも影響します。トリプルB格の社債利回りも急上昇(価格は下落)しています。社債の利回りが高くなるということは、それだけつぶれる可能性が高いということになります(その代わり、うまくいけばたくさんの利子がもらえる。これは上記した新興国の金利がリスキーな分、高く設定されているのと同じです)。

 これらの状況にジョージ・ソロスが、「世界は新たな金融危機に近づいている」と発言しています。というか、これまでの歴史的金融危機のいくつかをお前がつくり上げただろうが! とツッコミを入れたいです。少なからず、奴のマネーゲームで死の淵に立たされたものは数えきれないほどいるだろう(死んだ者もいるはず)。

日本の問題
 
 米格付け会社S&Pグローバル・レーティングが今年の4月、日本国債の格付け見通しを「安定的」から「格上げ方向」へと変更しました。「名目成長率が2%を超え、かつ実質金利がマイナスであることで、政府債務残高が予想より早く安定する」としたからです。ただし、この事実を知らなればなりません、それは国債(借金)を日銀が肩代わりしているということ。

 期間5〜10年の中長期債は、日銀の買い入れ額が発行額を上回り、20年には国債全体に占める日銀の保有率は50%まで高まる見通しです。日本では国債があっという間に日銀の手に渡ります。つまり、政府が発行する国債を日銀が直接引き受けて資金を調達するマネタイゼーションです。財政規律を失わせるとして財政法で禁じられています。景気が好調ならまだしも、トランプの保護主義や貿易摩擦によって日本がリスクを被ることが予想できます。
 
 いずれ日銀が金融緩和を止めて金利を引き上げる出口戦略をしなければならない時が来るでしょう。金利を上げるためには、民間銀行から預かった当座預金のお金に支払う利率を上げます。そうすると銀行への利払いが急増し、日銀は巨額の赤字を抱え込みます。今現在は大丈夫なものの(国債の利息収入1兆2211億円に対して当座預金への利払い1836億円なので)、いずれ日銀の自己資本が底をつき(金利を上げるということは、当座預金への利払い費が急増するということ)、債務超過に陥ります(とはいえ、日銀自らが円を発行できるので、資金繰りに行き詰まることはない。しかしそれは、自転車操業と同じであり、将来に負担を先送りすることと同様)。その穴埋め役は国民です。じゃあ、金利を上げなければいいじゃないか、という訳にはいきません。なぜなら、このまま金利を上げないままでは悪性のインフレや過度な円安が起こってしまうからです。それに自転車操業はあくまでその場しのぎ。いつまでその場しのぎができるか、ってな話です。

最後に

ゲーテの格言で、「実際の道徳の世界は、大半が悪意と嫉妬から成り立っている」というのがあります。よくわかる気がします。一つ酷すぎる例を挙げるなら、ナチス・ドイツが使っていた広告があります。彼らは優生学の観点から宣伝用ポスターに障害者を描き、「彼らのような人間がいかに私たちに負担をかけているか」という趣旨の内容を書き、金勘定を持ち出したのです。ナチスにとってはこれが道徳だったのです。

 私は「人間は恐ろしいほど卑怯者だ」と言っておきます。

 自由主義市場で売り買いされている農産品のほとんどが投機筋の動きに影響を受けている、という話を以前したかも? しれませんが、もう一度。「ダンピング(市場の健全な競争を阻害するほど不当に安い価格で商品を販売すること)」や「在庫かくし」によって穀物価格を操作し、自らの懐を肥やす。「だって自由主義市場だもーん!」と奴らは言う。そのために、食料の高騰のために、1日1食だった貧困国の人間が、3日で1食になろうとも知ったこっちゃない。それで死のうが自分たちには関係ないと思っている。「だって自由主義市場だもーん!」と薄汚いセリフをくり返す。人為的に作り出した市場のおかげで穀物がダブついても、その余剰分が貧困国へ回ることはない。すべては焼却処分される。

画像

画像:http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0908/200908_068.html
 
 この事実を初めて知ったずーと昔、めちゃくちゃ考えさせられて頭から離れなかったことを今でも思い出します。異常なほど感傷的になったのも、こういう事実を、来る日も来る日も脳に敷き詰めていったからでした。ナチスのホロコーストを学び、『夜と霧』を見て震えたのも思い出します。ホロコーストはそのまま後世にも引き継がれ、ポル・ポトなどが民族大虐殺を実行しました。世界で起こるジェノサイド。
 
 だから私は、トランプが朝鮮半島をたとえ非核化しようと、それが為されればノーベル平和賞だと言われようと、知り得る者たちから、新世界秩序(NWO)を潰そうとしている人物だと言われようと、どうだろうと、ふざけた差別発言をくり返す彼を少しも支持はできません。最近思うのです。陰謀を一つ暴くごとに、人間の大事なものが一つ失われているようでならないと。それに、暴ける陰謀というのはたぶん、暴くように策士側が仕向けていると思われるので(最新PC⦅陰謀⦆にしたので、旧型PC⦅陰謀⦆はいらない)、殆ど、もしくはまったく意味を為さないのではないかと。いつも策士たちは私たちを愚弄するかたちで何歩も先にいる。卑怯な人間たちに翻弄された私たちが、人として大事なものを失わさせるのが、彼らにとっての最大の仕事なのかもしれませんよ。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

コメント(11件)

内 容 ニックネーム/日時
陰謀を企む者たちに騙されないように、彼らの思考回路を解き明かすのです

これ、すごく難しい(-_-)
ガンジーさんの言葉は:1つ1つ、突き刺さる思いです。
世界はゲーム感覚のよう。死人には無頓着、自分さえ無事ならそれで良し、カネ儲けが一番。
いつからこんなふうになったのか…
LUNA
2018/07/05 18:44
記事upご苦労様です。
とりあえず、これ↓

http://farmhaircafe.com/2018/06/25/post-2845/


[拡散希望] なぜか日本で報道されない、韓国原発の重水漏出に要警戒!!



https://youtu.be/sY9TcXUayCY

天才天界さんの動画
キラウエア噴火後に、この方を知りました。


何も日本国内のぶっ飛び発電所だけでなく、お隣の国のもヤバイんだった…風向きからして、こっちくる。
assassins
2018/07/05 20:07
オウム、刑の執行。
これで数ヶ月はオウム関連ほぢくり返しニュースで、目くらましできるなぁ。
assassins
2018/07/06 12:34
どのテレビもオウムのばかりですね。
オウム、死愛栄、北朝鮮。
池田整治さんは若狭湾から北朝鮮の精鋭1500人、原発も、と言ってましたが、フルフォードさんは秋田からと言ってました。ガンジーさん、秋田ですよ…
首都壊滅させて混乱に乗じて。でもそうなると自衛隊だけでなく、米軍や韓国軍も来そうかも。そうなると日本は焼け野原ですよ…
7名、そしてあと6名、口封じ?!

当時の政権は連立政権でしたね。

なぜかオウムだけに責任押しつけてるし。闇深し。123便も闇深し。
ガンジーさん、中野陸軍学校、ご存知ですよね。ネットでチラホラ見ます。あと、ゲリラ総理の出自も…なりすまし関連のです。◯晋、とかなんとかだったかな。こっちも闇だらけ。
休憩中でコンビニ買い物のついでに来ました。
LUNA
2018/07/06 19:05
広範囲の大災害なのに、バカちんらは宴会こいて
その様子を投稿してる。災害対策本部もおかない、待機してた自衛隊にも出動命令遅くなった、らしい。
そこらじゅうからSOS、スルー。
いかに命なんか気にもしてないっての、みんないい加減に気づいてよ(´Д` )

久しぶりに地震。
assassins
2018/07/08 06:15
Wカップ中は何もなく、終わった途端に執行だ大災害だ。もぅ少し勝ち上がったら執行も大災害もなかったんではないか。
おのれらが生き延びるためなら、なぁんでもやる。

大体、あの狂祖は数年前に獄中で、って話だ。
面会しない、面会できない状態、いないんじゃ面会できないよね(´Д` )
これって、貧・裸ディンも同じでしょ。とっくに高い高いしてるのに、ってやつ。
assassins
2018/07/08 06:20
仕事前に来ました~
西日本の災害、ひどい事になってます。災害対策本部やっとおき、時間との闘いだ、なんてカッコつけて20分で帰宅したみたい。
楽しい楽しい外遊がお待ちかねですね(-_-)
バラマキ外遊…

気象操作だとしたら、それは某国ではなく国内勢がやってそうな。
とっくに気づくべき、あのPSYCHO-PASSらは自分のためなら国民なんかどうでもいいって事を。

アメリカが貿易赤字、中国国内での売上については、全く数字が出てないですね。赤字赤字ってだけで。
LUNA
2018/07/09 06:10
陰謀を1つ暴く、暴くと失うものが。バレるように仕向けてる。

まさにそうです。
例えバレたって私らにはどうする事もできない。権力がないからと、他の人間の洗脳の深さがあり抗えない…

バラマキ外遊が中止。時間との闘いではなく、国賊との闘いですよ(-_-)
LUNA
2018/07/09 17:37
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180708-00170076-hbolz-soci

宴会に寿司。記録的豪雨が西日本を襲う中、安倍首相や被害の大きい地域選出の議員たちの行動が物議
7/8(日) 16:00配信

ハーバー ビジネスオンライン


他人なんかどうでもいいぢゃん、って輩だから。
assassins
2018/07/10 16:07
国内勢と某諜報謀略組織かと思います。
国内にも例のブツ、移動式のもあるし。
しかし、やり過ぎた上に自分らの失態が露呈…失態ではなく無能さかな。

ガンジーさん。国民は仕方ないけど、権力者は腐敗し過ぎてますね(´Д` )
assassins
2018/07/10 20:46
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180710-00000051-bloom_v-int

世界の富裕層ランク

ロスやロック、サウジの王家は把握できないそうで。
でも、もっと上がいそうな。隠れた一族とか。
assassins
2018/07/10 22:10

コメントする help

ニックネーム
本 文
近い未来に訪れること必至なリーマン・ショック以上の金融危機を(ある程度)分析、論じる力を身につける 憎しみの連鎖/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる